Dementia
医療と介護にまつわるコラム
認知症について
ありがとう、実習生
こんな小さな、当院でも、リハビリ室には実習生が来てくれています。いろんな学生が来てくれました。 「もっと勉強しなさい」、「来る前に勉強してきた?」、などなど、当院にも結構厳しいスタッフがいて最初はガツンとやられていることかと思いますが、帰るころにはほんとに一人前に近くなって、最後の日には焼肉をたらふく食べて飲み放題のお酒を飲んで帰って行きます。 そうした元気いっぱいの、まだひよっこのリハビリ学生ですが、時に彼らに教えられることもあります。それは、真剣さです。鉛筆を持って、パンを持って、いつしか居眠りをしています。そのくらいハードでも、へこたれません。 ホンモノになる、という目標があるからでしょう。
「学生をよこすとは何事だ」と怒り出した患者さんもおりましたが、私は見て見ぬフリをしていました。似たような状況にはいつでもどこでも遭遇することだから。(さすがに患者様も「院長出てこい」とはおっしゃらずまるく治めてくださいました。) ある学生は、毎日毎日、呼吸訓練をするために病室に通いました。おかげで患者さんの誤嚥性肺炎は良くなって転院していきました。嚥下訓練にアメをくわえさせている?私はびっくりしました。観に行ったら、ちゃんと棒の付いた飴でした。そのアメをおいしそうになめて、最後にその唾液をごっくん。目に見えて嚥下機能が戻っていきました。
なりふり構わず真剣になる。なつかしい気がします。 自分にも、そんな最初があったように思います。いや、最初というよりずっと長いことありました。朝まで、患者さんのベッドの横の床で寝たこともあります。暇さえあれば、術後の患者さんのドレーンを(管がつまらないように)しごいていたこともありました。 朝まで手術をして、朝の空気を胸いっぱいに吸って、「ああ、俺ってドラマの主人公みたい」とタバコに火をつけたこともありましたね。(当時は吸っていました。禁煙中の方、すみません、誘惑的文章でした。) 真剣でありたい、いつまでも。 その秘訣は? 実習生たちを見ていて思います。
真剣でいられる秘訣は、・・・仕事をたのしんでいる事だと。 これからもたくさんの実習生が来ることでしょう。
by やぶれがさ
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