Healthcare
医療と介護にまつわるコラム
病気と健康
2006.11.5
北大の銀杏並木です

北海道大学、こう呼ぶといつも気恥ずかしく感じるのは私だけかもしれません。子供のときからのあこがれの学校、あこがれの名前でした。自分の学力で実際に行けたかどうか(たぶんあり得なかったと思いますが)わかりませんが、東大よりも京大よりも、とにかく北大があこがれの大学でした。 その北大で私は6年間を過ごしました。決して裕福とはいえなかった家計の中で卒業までの6年間を陰で支えてくれた母親や姉妹には、感謝の気持ちだけでいまだに迷惑のかけどうしです。
卒業して久しく、その間何度もう一度戻りたいと思ったことでしょう。ただ構内を散策して懐かしみたいのではなく、もう一度学生に戻りたい、もう一度北大生に戻りたい、大学を横目に車で札幌駅方面に向かうたびにそう思ったものでした。 その北大構内を、久しぶりに歩きました。
きっかけは「都ぞ弥生のオルゴール」。台風で失われたポプラ並木の倒木を材料に、ポプラ並木を復活させるための基金集めとして作られた、都ぞ弥生の全楽章が聴けるオルゴール。残念ながらすでに完売。また再販はされますが、ポプラの木ではありません。
いいですねえ、やっぱり。ええ、やっぱり北大ですよ。大学の門をくぐった途端に日本一といわれる広大なキャンパスの一端が目の前に広がります。そして中央ローンの芝生でのんびり午後を過ごしている学生たちを懐かしそうに見ながらクラーク博士の胸像前にたどり着き方向を転じると、そこからが正真正銘の北大キャンパスです。この広大なキャンパス、大学というアカデミズムも加わって非常に荘厳な空気を感じます。でも、人を威圧する重々しさはなく、もちろん、せかせかした慌ただしさもありません。まさに北海道の雄大さをもって人々を包み込んでくれるキャンパスです。
日曜ということもあり遊び三昧の学生は構内にはいない(?)、だからたまにすれ違う学生の凛々しいこと。アタマ良さそう(ということは私もその一人だった?)。それにしても、観光客らしき人の多いこと。こんなに簡単に構内に入れたんですね。それどころか、独立行政法人だかなんだかになったせいで、北大グッズ(以前は大学生協が売店を開いてた程度だったのに)や、フレンチレストランまでありました。しかも、このレストラン「エルム」、なかなかの評判とか。・・・残念ながら祝祭日は営業していないとのことでした。
建物はずいぶんと変わりました。それでも、北大精神とともに、構内に漂う空気は少しも変わっていないように思います。「僕は北大生」、そんな熱い想いがまた蘇り、すがすがしい風が胸を通り抜けました。 6年間を過ごした北大、そこは私の家、「アットホーム」の原点です。
by やぶれがさ
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