Healthcare

医療と介護にまつわるコラム

病気と健康

2010.7.2

パップ剤とテープ剤の違いって何だろう(3)

いろいろ書いて混沌としてしまったので最後にまとめです。 パップ剤は水溶性の基材に薬剤を塗布しており、 テープ剤は脂溶性の基材に薬剤を塗布している 水分を多く含んだパップ剤には冷却効果があり、 テープ剤は剥がれ難く、薬剤の浸透性・吸収性も高く、温感効果もある 打ち身や捻挫のような炎症性の腫れを伴う急性痛には、冷却効果の高いパップ剤を 膝や腰などの関節の変形からくる慢性痛には温感効果による血行改善に期待してテープ剤を 以上が一般論ですが、僕が思うに、湿布剤は個人の好みによるところが大きいように思います。すでに述べたように、パップ剤であろうとテープ剤であろうと含まれている薬剤は同じです。薬剤の皮膚浸透性はテープ剤のほうがよいというデータがありますから、薬理効果を期待するならテープ剤がよいでしょう。 あとは、はがしやすいとか、はがれやすいとか、冷たくて気持ちがいいとか、冷えるとかえって痛いとか、・・・どちらを希望するか、その理由は人さまざまです。 長々と考察してみましたが、結論は・・・「あなたのお好きなほうを、」という結果になってしまいました。 結果は結果です。僕個人としては面白い企画だったと思います。 読んでくださったあなたはいかがですか? 湿布剤のお話をするつもりが、難解な「急性痛と慢性痛」の方へ脱線してしまいました。 本来急性痛や慢性痛の治療の主役は「湿布」ではありません。 その点を誤解なきようお願いいたします。 慢性痛についてのわかりやすいビデオを見つけました。NHKの「ためしてガッテン」です。ここにあります。 http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20081119.html

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